Photo diary from sajima

写真家 内田亜里のブログです

ことば

私は愛情のすべてを注ぎ、できる限りの世話をしました。

そしてベッドに寝かせてあげた時、彼女は私の手を取り、美しく微笑んだのです。

こんなに美しい笑顔を、私はそれまでに見たことがありませんでした。

「ありがとうございました」

彼女はそうひとこと言って、静かに息を引き取ったのです。

そんな彼女の死を目の当たりにして、私は自分に問いかけてみました。

「私が彼女だったら、どうだろう?」

私は正直に答えを出してみました。

「人の気をひこうとして、『痛い』とか『お腹が空いた』とか『死にそうだ』とか言ってしまうかもしれない、、、』

彼女は私に愛をくれました。

彼女は、私が彼女にしてあげた何倍ものものを、与えてくれたのです。

私たちのところにいるのは、こういう人々なのです。

この貧しくも美しい人々は、何も私の所にだけいるのではありません。

誰の側にも必ずいるはずです。



孤独な人はどこにでもいます。あなたはそのことに気づいているでしょうか?



マザー・テレサの「愛」という仕事より