2012-08-20 愛 インド滞在制作 天日はありがたいに相違ない。 またこれなくては生命はない。 生命はみな天をさしている。が、根はどうしても大地におろさねばならぬ。 大地にかかわりのない生命は、 本当の意味で生きていない。天は畏るべきだが、 大地は親しむべく、愛すべきものである。大地はいくら踏んでもたたいても怒らぬ。 生まれるも大地からだ。 死ねば固よりそこに帰る。 天はどうしてもあおがねばならぬ。 自分をひきとってはくれぬ。天は遠い、地は近い。 大地はどうしても母である。 愛の大地である。(日本的霊性)