日々の泡
このインドでの日々の泡は何章かにつづきます。2012年から2013年まで作品制作・研究のためインドのゴアに住んでいたころの記憶をたどる、わたしの忘備録です。今回はすこし歴史の話。 ******************************…
子供をねかしつけて、いろいろ片付けなんかをして、ふとパソコンをあけて文なんてまとめてみようと思うころは大概が夜中の12時すぎ。インドでの日々を思い返すのにはいいくらいに時間もさまざまな思い出も発酵してきたので、インドでの日々をすこしづつ書…
新年あけましておめでとうございます。今年の初夢は、サポテカ文明まで遡りました。その頃、私は人々から忌み嫌われる黒魔術を使う魔女で、最期はガスも残り僅かな100円ライターでその身を燃やされ、死ぬのではなく、なぜか黒猫に変身させられました。サ…
現在の時も過去のときもおそらく未来の時に現存するそして未来の時は過去の時に胚胎していたのだすべての時が永遠に現存するならすべての時は贖われることなはい
自然は美しい、という 行きずりの旅ごころはおしのけねばならない。 居着こうにも居着けなかった人と そこでしかつなぎようのない命との間で 自然はつねに豊で無口だ。 喧噪に明け暮れた人になら 知っているのだ静寂の境がいかに遠いかを。 一直線になぜ蜥蜴…
「赤ん坊がひとり生まれるたびに、神は世界を持続させようと決心してきた」 という箴言がある。 毎朝、目が覚めるたびに、あなたは経験すべき人生をもう1日だけあたえられたのだ、といってもおなじことだろう。 その1日を、あなたが最後にフルに経験したの…
私には 多少とも今日的だとされる形式などはない。あらゆる形式、素材、思考、手段が利用できるのだ。横様に歩けば直線進行のシステムの外に出る。すると最初につけば褒められて、最後につけば避難されるがごときゴールはない。そういう抽象的な目標を目指し…