Photo diary from sajima

写真家 内田亜里のブログです

インド滞在制作

Living and Dying 2

年老いた雌牛のたとえをおぼえておけ。雌牛は納屋で眠れさえすれば満足なのだ。もちろんおまえは食べなきゃならん、寝らにゃならん、糞しなきゃならん、こればっかりはさけられぬ。 だが、そこから先はおまえのしったことではない。 パトゥル リンポチェ

ギタンジャリ(GITANJALI)

わたしの 旅の時は永く その道のりは 遥かに遠い。 あさの光が さしたとき 車で出かけて 世界の荒野を 越えて 数々の星に わだちの跡を 残してきた。 自分自身に 近づく道は 一番遠い 旅路なのだ。 単純な音色を 出すためには いちばんめんどうな 訓練(しつ…

ギタンジャリ(GITANJALI)

影が光を 追いかけるのをみつめ夏のあとには 雨が来るのをみちばたで こうして待っているのはわたしの 言い知れない 歓びなのです未知の大空から 便りを持ってくる 使者たちがわたしに 挨拶して いそぎ足に 路を通って行く。私の心の中は 喜びに充ち過ぎ行く…

タゴールについて考えた午前中

タゴール「わたしが十八歳の時、宗教体験の突然の春風がはじめて私の生活に訪れた。ある日、朝早く太陽が樹々の向こうから光線を放っているのを眺めながら立っていると、不意に、霧が私の視界から一瞬にしてはれあがり、朝の光が歓びの輝きを啓示しているか…

Dear

ことば

私は愛情のすべてを注ぎ、できる限りの世話をしました。そしてベッドに寝かせてあげた時、彼女は私の手を取り、美しく微笑んだのです。こんなに美しい笑顔を、私はそれまでに見たことがありませんでした。「ありがとうございました」彼女はそうひとこと言っ…

ことば

愛の欠如こそ、今日の世界における最悪の病です。 マザー・テレサの「愛」という仕事より

ポテト畑のボブ

夜のカラングートで外食。 バイク走行中に途中で大雨になり、「落ち武者」のようないでたちのわたし。 え?せっかくかいたアイラインとか、歌舞伎になってるけど??? いいじゃないか。 エビカレーをたのむ。 そこに、赤ら顔のアメリカ人3人がやってきた。…

何せうぞ くすんで 一期は夢よ ただ狂へ

くそネコネズミ

長旅からゴアの我が家に帰れば、そこは巨大と化したネズミ「ネコネズミ」の巣。至る所に、糞とおしっこ、すべてのキッチン用品も荒らされて、泥棒さんがはいったよう。天井もネコネズミのおしっこで、カビだらけ。おさまっていた喘息も、でてしまう!! イン…

マドライ

マドライ、ミナクシー寺院にて。 ポンディチェリーからバスで7時間、マドライにつく。深夜2時30分。こんなさみしい場所に1人おろされて。できることなら、このままこのバスにのって、 終点までいっちまおうかと弱気になるが、 案の定、ここからわたしの…

チャイ屋で

とあるチャイ屋で、奇妙で美しい恋人たちをみた。おんなは、美しい顔をもつが糸のようにやせ細っていてとても直視できない痛ましい姿、 そしてその体では自力であるくことさえもできない。 そんなおんなをだっこしながら、悠々とあるくおとこ。 おとこは、筋…

「死のにおい、写真、愛の欠如。」

インドのなにに惹かれるのか。 におい。 ただ、それだけ。 夜の街を走る窓のないバスの中。 私の鼻腔を心地よく代わる代わるに過ぎ去ってゆくそのにおいは、 白檀のにおいであり、糞尿のにおいであり、麝香であり、腐敗のにおいであり、 性のにおいであり、…

オーロヴィル、ポンディチェリー

オーロヴィルについて(wikipwdia)「マザー」の名で知られるミラ・リチャードは、オーロビンドの霊性の親密な協力者であった。彼女は1878年2月21日に、トルコ人とエジプト人の子として、パリで生まれた。彼女はパリの文化的・霊的な生活に没頭し、アレクサ…

バスで移動中

夜の車窓がすきだ。 今、バンガロールから、深夜バスで移動中である。 わたしのバスは寝台車なので、ゴロンとしながら早朝到着までの時間を 車窓とともに過ごす。 ええ、寝れません。 なんていっても、夜の車窓はたまらない。 細長くとられた窓からみる景色…

南インド

北へ行くはずが、どうやら南インドになりそう。食べ物も美味しいし、がんばって撮影しなきゃ。 ということで、今日の夜中のバスでバンガロールをでて、とある海の街まで行ってみます。いくつか街をまわり、最南端までいくつもりデス。 あ、関係ないけど、ゴ…

バンガロール バイラクッペ

ゴアを出て、数日が過ぎました。バンガロールへ到着して、いろいろみた後、 インド最大であるチベット人難民キャンプであるバイラクッペへ連れて行ってもらいました。チベット人難民キャンプといっても、とてものどかな風景の広がる、のんびりした場所。バイ…

写真 

いのり

ここのところ、毎日、教会へ行っている。時間が合えば、ミザにでるし、扉がしまっていれば、そとからお祈りする。ゴアには教会が多いから、必然的にそうなるのかもしれない。 ヒンドゥー教や、仏教寺院でお祈りをするときは、自分の内側に深くはいりこみ、内…

タゴールの詩

あなたの音楽を、市場の騒音の中心に向かって、剣のごとく突き刺しなさい。 ラビンドラナート タゴール 「迷い鳥たち」

天日はありがたいに相違ない。 またこれなくては生命はない。 生命はみな天をさしている。が、根はどうしても大地におろさねばならぬ。 大地にかかわりのない生命は、 本当の意味で生きていない。天は畏るべきだが、 大地は親しむべく、愛すべきものである。…

インド人とKFC

KFC.ケンタッキーフライドチキン。 小学校の頃、わたしは現代っ子よろしく、塾なぞに通わせていただいていたのですが、それもその塾のなかでは一番頭の悪い「最下位クラス」。物置として使用されているその部屋には当時、「最下位組」5、6人が勉強らしきこ…

北へ

ゴアに戻り、作業を再開しています。この作業を落ち着かせたら、次は北へ、撮影にでかけます。

自己と自我

「自己と自我」 インド哲学において、自己(アートマン)と自我(カーヤ•チッタ)の混同は、あらゆる煩悩のもとになるとされています。 「自己」とは、自己反省的、自己回帰的にその存在が確立されているので、認識主体であり、因果応報、自業自得の担い手以…

デリーで丸木夫妻の原爆の図を見る

デリーのジャパンファンデーションで、丸木夫妻の原爆の図を見ました。「Hiroshima Exhibition」と題された展覧会です。詳しくはコチラ複製ではありますが、そのぶん、照明も明るくあてられ、逆にとてもシャープな印象で展示をみることができました。お近く…

デリーで日本の現代写真展

本日も、デリーは蒸し暑い日。今日は、写真家の鬼頭志帆さんと待ち合わせして、デリーのnational gallery へ。サイズは小さいが、細密画などインドの絵画を堪能しました。鬼頭さんは、現在、日本に帰国され自身も作家として活躍されてますが、デリーの下記の…

デリー、地獄の飛行

バラナシ発、デリー行きの飛行機。 人生で一番の怖い飛行だった。 デリー空港へ着陸態勢にはいり、もう地面とお友達になろうかというところで、 またスピードアップ、高く高くまいあがる、 (アレ、このままバラナシへかえるのかしら) と思いつつ、行く先に…

バラナシ

酷暑期は45度になる、ここバラナシも、今は35度くらい。しかし、天気予報とはうってかわって、晴れ。暑い、プラス、街の騒がしさ。2時間ほど歩くだけで、充分に体力をうばわれます。 牛も暑そう。

オカマの祈りと騒がしい街

夜9時発、プリーからバラナシへ向かう寝台車。動き出す列車のなかで、下を向いて荷物を整理しているわたしの頭に、 優しい感触の手のぬくもりがふわりと。(なんでしょうか)上をむくと、1人のインド人のオカマさんが。「あなたの幸せのために、あたし、祈…